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江戸戯画の手法

~を探せ!な手法

イラストマンガで「ウォーリーをさがせ!』というのが1990年代に日本でも流行りました。よくほか弁屋さんに貼っていて、待っている間に友人同士で探した方も多いのではないでしょうか。

 

英語で「Where's Wally?,」は、1987年にイギリス人イラストレーター、マーティン・ハンドフォードによってイギリスで出版された絵本ですが、日本にも同じような表現手法で描かれていた作品がありました。

 

この絵「国芳を探せ!」は「遊び絵」と呼ばれる江戸時代の日本画です。絵の中から作者である国芳さんを探すというもの。ちなみに国芳さんは猫を抱いて、後ろを向いているそうですよ。

「浮世よし津久志」歌川国芳/1844年~1848年頃

趣味でマンガを描く場合、今でも風景の中に、わかる人だけが反応する絵を入れてみたり、それが噂になったりと、背景の中に何かを入れる!というのは描く人にとって愉しみのひとつですね。

大阪のJR大阪駅前教室でもマンガのサークルが盛り上がっています。いろいろな作品に触れあったり、マンガを描く仲間が増えたりして愉しいサークルライフが楽しめます。

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