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江戸戯画の手法

コマ割り

マンガといえば、コマが割れている当たり前の手法ですが、この手法っていつ頃からあったんでしょうか。

 

どうも調べていくと、仏教の教えを順番に伝える手法として発達したようです。考えてみれば・・西洋の教会に行くと、キリストの物語が、絵で順番に並んでいたり・・、中国の関帝廟に行けば、感敷の物語の絵が並んでいたり・・日本のお寺も同じですね。

 

この絵は庶民や侍たちが、狐に化かされる様子を描いています。絵の順番に見ていく事で、見た人々はそろぞれの心の中でイメージを強く持ったことでしょう。

狐に化かされる?歌川芳虎/1857年頃

趣味でマンガを愉しむ方も、いろいろな時代を越えた作品や、各国の文化を愉しみながら、独特な感性も自分の作品に取り込んで、反映させていくと面白そうですね。

大阪の阿倍野教室でもマンガのサークルが盛り上がっています。いろいろな作品に触れあったり、マンガを描く仲間が増えたりして愉しいサークルライフが楽しめます。

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