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江戸戯画の手法

擬人化な手法

最近は擬人化のマンガがブームです。幻冬舎さんの青年誌「ヘタリア」なんかが有名ですね。戦車が女の子に擬人化された「ガールズ&パンツァー」とか、戦艦や空母を女の子に擬人化した「蒼き鋼のアルペジオ」があります。都道府県が擬人化したり、お隣の中国の省を擬人化したりと大流行です。

 

そんな擬人化の手法が、江戸時代末期の安政6年の風刺画にありました。「青物魚軍大合戦之図」というもので、食べ物や魚との争いを当時の、幕府内部の一橋派と南紀派の抗争として描かれています。

趣味でマンガを愉しむ方も、いろいろな時代を越えた作品や、当時の独特な感性もみながら、自分の作品とコラボして取り込んでいくのも面白そうですね。

「青物魚軍大合戦之図」歌川広景/1859年頃

東京の池袋教室でもマンガのサークルが盛り上がっています。いろいろな作品に触れあったり、マンガを描く仲間が増えたりして愉しいサークルライフが楽しめます。

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